どーもこんにちは。30歳でプー太郎のショウ子(@showco_pu)と申します。
先日、映画「海賊とよばれた男」を観てきました。岡田准一さんはじめ、役者陣の方々の演技が素晴らしく、またVFXによる映像美が際立っていました。いやあ、想像以上に良かったです!!
何より、出光興産の創業者・出光佐三こと、国岡鐡造の仕事に対する姿勢に感銘を受けまくりでした。こうあるべきだよな、こうならなきゃな、と、自分の仕事観を磨けた映画でした。
海賊とよばれた男、観てきたー!いやあ、想像以上に良かった!!映像も役者陣もすんんんごかった。でも私的には、国岡鐵造という人物から学び得るものが1番大きかったな。映画では端折られてるであろう、国岡の人生をもっと濃密に感じたいから原作読も。#海賊とよばれた男 #国岡鐵造 #出光佐三
— ショウ子(30歳でプー太郎) (@showco_pu) 2016年12月13日
映画では、20代、60代、90代と大きく3つの年代に分けて、国岡鐡造という人物を描いているのですが、あらゆる年齢の国岡鐡造を知りたい、もっと国岡鐡造から刺激を受けたい!と感じました。原作は上下巻にわたる長編作品なので、映画に増して学び取れるものがあるんじゃないかな、と思って早速ポチりました。
映画の中で描かれるエピソードを引き合いに、私が感じた仕事観について書きたいと思います。ネタバレが嫌な方は、読み控えてくださいね。
お金を生み出すことが楽しいから仕事に熱中できる
20代の国岡鐡造は、自社の軽油が売れずに悩んでいました。資金繰りも厳しい状況の中で、あることを思いつきます。それまで灯油で動かしていた船のエンジンを、軽油でも動かせることを発見したのです。
軽油は灯油よりも安いので、船で漁に出る漁師たちに、「コスト削減ができて、商品となる魚の値段も安くできるから、魚が飛ぶように売れて繁盛するよ!」と売り込んだのです。
すると、日ごとに、20缶、30缶、50缶、100缶と毎日売上を更新していくのです。その様子を、店主である国岡鐡造だけでなく、店員たち全員が喜んでいる姿が印象的でした。右肩上がりに数字が大きくなっていくことに興奮を抑えきれない、お金を生み出している喜びを全員が感じているという様子。
お金のためでいいんです。お金を払う側は、それに価値を感じてお金を支払うので、当然価値を手に入れて喜んでいます。相手を喜ばせていることと、お金を稼ぐことはイコールですよね。
お金のために仕事をする。お金を稼ぐのが楽しい。ーこれは、私に足りていなかった点だな、思いました。
私が会社員を辞めてプー太郎になったのは、「好きなことや得意なことだけをしたい」という、どちらかと言うとやりがい的動機が大きいのですが、それだと怠けちゃうんですよね。
あんなにもやりたいと願っていたブログ執筆や動画編集。やり始めると楽しいんだけど、いつでもそれができる状況に置かれると、「気が向いた時にだけやればいいや」と、やりがいや楽しさよりも、睡眠欲やテレビの誘惑に負けてしまうのです。
でも、好きなことでお金を稼げるようになって、やればやるほど、その額が大きくなっていくとしたら、きっと楽しくなって、ゲーム感覚で熱中すると思うんです。
そのゲーム感覚で熱中する感じ。中毒的に仕事が楽しくなるきっかけとして、私は今の状況に「+お金」を掲げると上手くのめり込めるかも…!
やりたい仕事ができる喜びがないと成功しない
戦後、GHQの統治下にあった日本では、石油の輸入・配給制限があり、「油屋」だった国岡商店は石油以外の仕事を行うことになります。ある日、石油統制会社の指示で石油の仕事ができるようになったことを聞きつけた、吉岡秀隆さん演じる国岡商店の店員・東雲(しののめ)が、「その仕事、僕にやらせてください!いいですよね!?」と、喜び勇んで手を挙げるシーンがあります。
この嬉しそうな東雲の姿を見て、本来、「仕事ができる喜び」って「やりたいことができる喜び」だよなあ、と実感しました。
肩書きでもプライドでも評価でもなく、やりたいことがやれて嬉しい!!という情熱こそが、その仕事を成功に導くんだろうなと思います。
私は今でこそ、やりたいことをやりたいようにやっていますが(まだお金にはなっていないけど)、会社員時代は「やりたくないこと」と「業務の中では好きな方」のことしかありませんでした。見返りなんていらないからやりたい!!ということはなかったなーと。
東雲さんのような情熱で、会社員としての仕事をしていたら、残業を残業だとも思わないだろうし、成果も出るだろうから出世も出来るだろうな。
そういう喜びを、会社の中で見つけるか、会社の外で見つけるか。
どうせダメなら一発逆転のバクチを打つ覚悟
60代になった国岡鐡造。戦後の石油業において、八方塞がりの窮地に追い込まれます。このままだと確実に倒産してしまう。そんな状況下で下した決断が、周囲の想像をはるかに超えたバクチのような選択でした。
国岡商店の幹部たちが、「もしも失敗したら、我が社はなくなってしまいます」と止めに入りますが、「このまま何もしないでいても倒産は免れない、ならば一発逆転を狙いに行こうやないかと」動きを見せるのです。
やらないでする後悔よりもやってする後悔の方がいいとはよく言いますが、そのスケールを大きくした感じ。バクチを打つことへの恐れもあるでしょうが、このまま行っても良い方向にならないのなら、思い切ってリスクある選択を出来なければならない。その選択ができる人こそが一流になれるんだろうな、と思います。
私には、まだそのタイミングは訪れていないけど、変化や他人からの評価などを恐れず、可能性のあるところへは飛び込んでいかないといけないと肝に銘じました。
2時間の映画でこれだけの収穫。上下巻ある原作からは、どんな収穫があるのか楽しみ!
今までの私の本の読み方は、学びはビジネス書からで、小説は現実逃避のための癒しツールだったのですが、ノンフィクション系の小説は、学びも癒しの両方を得られるんじゃないかと、期待♪♪♪
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