どーもこんにちは。30歳でプー太郎のショウ子(@showco_pu)と申します。
今日は、スノーボードをする時に最適なマウントは何か?についてご紹介したいと思います。5つのマウントを、シチュエーション別に比較してみます!
ただ今回、かなり長文になっております。グダグダ言わずに、1番おすすめのマウントをサクッと教えてくれよ!という方は、こちらの記事で結論を述べております。えーっと、「ベルボン ウルトラスティックセルフィ」が最も優秀です!爆
いろんなマウントのことを知った上で、自分に合うものを見つけたいという方は、このまま読み進めてください。
結論聞かせろや!という方はこちらの記事をお読みください。
▼結局「ベルボン ウルトラスティックセルフィ」が最強である理由
スノーボードのシチュエーション別!GoProおすすめマウント比較
スノーボードでのおすすめマウントですが、滑るコースや雪質、何を撮りたいかによって使用マウントは異なります。ちょっと表にまとめてみました。ドドン!
◎:このシチュエーションでの撮影に優れている。
◯:このシチュエーションでの撮影に使用したいと思う。
△:このシチュエーションを撮影できなくもないが、難あり。
× :このシチュエーションを撮影することができない。
滑るコースは大きく分けて3つ!圧雪バーン、パウダーゲレンデ、パーク。
撮影シチュエーションは4つ!自撮り、追い撮り、目線撮り、背後撮り。自撮りは、自分の滑っている姿を正面から撮影。追い撮りは滑っている友人の姿を追いかけて撮影。目線撮りは、自分の滑走方向の景色を撮影。背後撮りは、自分の滑っている姿を背後から撮影。
そして比較するマウントは5つ!
一脚は「ベルボン ウルトラスティックセルフィー」で、いわゆる自撮り棒です。
リストバンドマウントは「REC-MOUNTS 回転式 マルチマウント」で、手首に巻きつけて使用するマウントです。(※私が所持しているのは「JOYOOO 360度回転スポーツカメラ リストバンド」なのですが、おすすめ商品として紹介するにはREC-MOUNTSの方が良い製品だと思っています)
ヘルメット頭は「GoPro純正品のベースマウント(曲面用)」で、ヘルメットに粘着テープで取り付けるタイプのマウントです。
ヘルメットアームは「REC-MOUNTS ヘルメットマウント」で、テレビのバラエティでよく見かける、ヘルメットにアームを装着して使うマウントです。
板というのは「GoPro純正品のサーフボードマウント」で、スノーボードの板に粘着テープで取り付けるマウントです。
ただし、私が持っているのは一脚、リストバンド、板の3つなので、他2つのマウントについては実際に使用経験なくお伝えします。爆
その上、私はもっぱらフリーランで、圧雪されたコースの上にドカ雪のパウダーが乗った状態が1番好きです。膝パウレベルのパウダーやパークに入らないこともないのですが、撮影しながら滑れる技量がありませんので、若干想像でお伝えすることになりますことを、あらかじめご了承くださいませ。笑
スノーボードでも大活躍!私の愛用GoProマウント
私が持っている、スノーボードでも使用している3つのマウントについては、過去記事でも紹介しております。今回の記事ではマウントの特性については詳しく言及しませんので、マウントについてもっと詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
▼絶大な信頼を寄せているベルボンのウルトラスティックセルフィー
▼遊園地やダイビングにもおすすめのリストバンドマウント
▼実はすでにお亡くなりになっているサーフボードマウント
【集合写真】をGoProで撮る時のおすすめマウント
滑走時のマウントを比較する前に、まずは欠かせない集合写真の撮り方について紹介させてください。ゲレンデでも、リフトに乗っている時、キレイな景色の場所など、みんなで写真を撮りたいタイミングはたくさんありますよね。
ズバリ、静止画においては、断然ベルボンのウルトラスティックセルフィーがおすすめです。私の撮影の仕方と共におすすめポイントをご紹介します!
このウルトラスティックの特徴は、端的に言うと、伸縮が簡単!軽くて持ちやすい!伸ばした時に長い!という感じ。
↑伸ばすとこんな感じ。軽いから、全然グラグラしない!
↑短い時はこんな感じ。輪っかが付いているから、滑っている時も手首にぶら下げたままで邪魔にならないのがお気に入り!
リフトやゴンドラに乗っている時の写真撮影
リフトに乗っている時、デジカメやスマホで自撮りしようとすると、落っことしそうになりますよね。特に手袋つけたままだと、ボタンも押せません。リフトでの写真って以外と危険度が高いんです。
でも、ウルトラスティックセルフィーなら、こーんなに距離を取って撮れるから、こんな風に、山側の景色を入れて撮影したりもできちゃいます。手袋もつけたままで大丈夫!(ウルトラスティックセルフィーを最大限伸ばして撮影)
こんなに不安定な場所でも、ウルトラスティックが軽いからグラグラせずに、バックの景色と一緒に自撮りができます。長さがあるのに片手で持ってもグラグラ揺れないって重要◎(ウルトラスティックセルフィーを最大限伸ばして撮影)
狭いゴンドラの中だと、スティックは伸ばせないので、スティックを普通に手持ちで撮影◎(ウルトラスティックセルフィーを最大限畳んだ状態で撮影)
特に、リフトで撮影する時、身を乗り出さなくて良いという安定感から、ここはウルトラスティックセルフィー、一択です。
景色が良い場所でのGoPro集合写真
景色の良い場所って、滑っている最中に突然現れますよね。「あ!ここで撮りたい!」と思った時に、すぐにカメラをスタンバイできるのは、常に手首にぶら下げてあるから。これが、ポケットの中に入れてたりすると、手袋の手でウェアのポケット開けて…とモタモタしてしまうんですよね。
普通、景色と一緒に写真を撮りたい時には、誰かにシャッターをお願いするものですが、まさか、滑っている人を呼び止めてシャッターを押してもらうわけにはいきません。長さのあるウルトラスティックなら、自撮りで集合写真が撮れるので、ここでもウルトラスティックセルフィーがおすすめです。
GoProとウルトラスティックセルフィーの組み合わせなら、自撮りしている手や自撮り棒自体が映り込まないのも大きなポイント。成功率90%くらいです!(ウルトラスティックセルフィーを最大限伸ばして撮影)
こんな大人数での集合写真も自撮りで撮れちゃいます。斜面で山側に向かって撮れば、こーんなに俯瞰した写真に。まるで誰かにシャッターをお願いしたような距離感ですよね。GoProの広角×ウルトラスティックの長さ×ゲレンデの斜面だから、ギュッと集まらなくても写るんです。(ウルトラスティックセルフィーを最大限伸ばして撮影)
ちょっと近めで撮りたければ、ウルトラスティックを折りたたんだ状態で◎これ、顔の前で持ってるんですが、ちゃんと後ろの景色も写ってます◎(ウルトラスティックセルフィーを最大限畳んだ状態で撮影)
景色を撮り逃さない機動力という面、大人数での集合写真も自撮りで撮れるという面から、やっぱりウルトラスティックセルフィー、一択だなあ。
【圧雪コースでのフリーラン】GoPro撮影おすすめマウント
1番多いシチュエーションではないでしょうか。いわば、「普通に滑っている時」は、どんなマウントが良いのかということです。自撮り、追い撮り、目線撮り、背後撮りに分けてご紹介します。
◆自撮りの場合
まずは、圧雪コースで自撮りをする時のマウント比較から!
*一脚(ベルボン ウルトラスティックセルフィー)
冒頭の比較表では、文句なしの「◎」評価!
それは、伸ばして良し、畳んで良しで、自撮りの醍醐味である「気持ちよさそうに滑っている私」を最もキレイに撮影できるからです。
こんな風に、仲間と一緒に滑っているところを撮影できるのも、距離を取れるウルトラスティックセルフィーだからこそ。持ち方や角度によっては、自分の足元まで映るので、自撮りなのに、ほぼ全身撮影できます。ただ、長い棒を持って滑走することになるので、人がいる場所では危険です。転倒した時も危ないですしね。使用する場所を選んで使う必要があります。(ウルトラスティックセルフィーを最大限伸ばして撮影)
臨場感あふれる距離感で撮影する時は、ウルトラスティックを畳んだ状態で◎最大限伸ばした時と同じ手の位置、腰の横くらいで持っていますが、足元〜顔までほぼ全身映っているのは、さすがGoPro。ただ、折りたたんだ状態だと、持ち手の部分が映り込むのはちょっとマイナスポイント。(ウルトラスティックセルフィーを最大限畳んだ状態で撮影)
この楽な位置で持てるというのは、かなり大きなポイントで、ちょっと急な斜面やコブのある場所など、滑走姿勢をきちんと保ちたい場所でも撮影し続けることができます。(映像はガタガタしますけど)
また、このウルトラスティックセルフィーは、360度回る自由雲台が付いているので、自分側に向けているGoProを、パッと進行方向側に向けて追い撮りに変えることも可能です。
*リストバンドマウント
そして、こちらはリストバンドマウントで撮影しました。(その前に、雪だらけの顔なのにゴーグルしていないことをツッコミたい)
比較表では「△」評価。撮った映像自体はまずまずなのですが、△である最大の理由は、腕が疲れるからです。
↑これがリストバンドマウント。※取り付け部分が回転するので、角度は自由自在です。
ズバリ言います、むちゃくちゃしんどい!手首にGoProを付けているので、自分とGoProの距離を取ろうと、腕を顔の前で直角に曲げているんですが、むちゃくちゃ腕が疲れます。
しかも、顔しか映ってないやん!ウルトラスティックを折りたたんで撮影したくらいの画になるかな〜と思ってたけど、上半身しか入らないので、スノーボードしている様子が伝わりません…。練習すればもう少し良い角度で取れるのかもしれないけど。
で、撮影姿勢に無理があるので、私の技量では急斜面やコブのある場所などでは、撮影し続けることができません。
うーん、通常のコースで自撮りする時は一脚を使うな〜。
*ヘルメット頭(ベースマウント)
これは、自分の頭につけているので、どうもがいても自撮りはできません。はい、よって評価は「×」です。
*ヘルメットアーム
比較表での評価は「◎」。私自身が持っていないので、実際の使用感をお伝えすることはできませんが、こんな映像が撮れます。↓↓
顔だけでなく、しっかり足元まで全身入っていますね。手を煩わせることなく撮影することができるので、楽さで言えば1番です!
上に貼り付けたYouTubeの映像は、おそらくこの角度でマウントを取り付けていると思います。私が自撮り用にヘルメットアームを取り付けるなら、足元まで全身が映るので、この角度にします。が、どうしても上から撮影することになるので、後ろの景色が入りにくく、雪ばかりが映ってしまうのが難点です。
じゃあ、下からの角度で自撮りができるように取り付けようと思うと、この角度になります。芸人さんがバラエティ番組で装着している角度ですね。これだと、下から撮れるんですが、顔がメインになってしまって、スノーボードをしている姿というのがあまり分からないかと思います。
また、友人に貸すときには、ヘルメットごと貸さなければいけないのもデメリットですね。なので私はウルトラスティック派なのですが、次に購入するなら、このヘルメットアームかな〜。
*板に直接取り付け(サーフボードマウント)
こういった、水に強い粘着テープが付いたマウントを、スノーボードの板に直接貼って取り付けます。
評価は「◯」。◎でない理由は、装着場所上、どうしてもGoProに雪が被りやすく、すぐ映らなくなってしまうためです。
こんなアングルの映像が撮影できます。臨場感あって良いです◎ただ、足元からの角度なので、二重あごになってしまうのは避けがたい…泣
二重あごになるまいと、体勢を低く、顔をGoProの方に向けて撮影するとこんな感じ。必死感が伝わってきますね。
面白いアングルで、迫力も伝わるので好きなのですが、こちらの記事でも書いたように、雪の少ないバーンでも雪が被り、滑走中に姿が映らなくなってしまうことと、雪が大量に被るようなところで雑に扱うと、マウントの接着が剥がれてしまう可能性があるのがネックです。
◆追い撮りの場合
続いては、圧雪バーンで追い撮りする時のマウント比較!
*一脚(ベルボン ウルトラスティックセルフィー)
伸ばしても畳んだ状態でも、アングルは変わりません。撮影の対象者に近づいて撮りたい時は、伸ばした方が距離を縮められますが、畳んでいる時よりも滑走の安定感は損なわれるので、撮る人のお好みで。
使用感も問題なく撮影できるので評価は「◎」。
*リストバンドマウント
これは、リストバンドマウントをつけて、GoProのを滑走方向に向けて撮影しています。自撮りをする時は、GoProを自分から遠ざけるために、腕を直角に曲げて、不自然なフォームにならなければいけませんでしたが、追い撮りする時は、いつもと同じフォームのままで大丈夫!脇腹あたりで軽く腕を曲げる感じ◎
ウルトラスティックとほとんど変わらない姿勢で撮影でき、ウルトラスティックとほとんど変わらない映像が撮影できます。
どちらも互角なのですが、リストバンドの方が「握る」という動作一つ少ないのと、撮影していない時は、ウルトラスティックより邪魔にならないので、追い撮りメインならリストバンドマウントがおすすめです!
*ヘルメット頭(ベースマウント)
これは文句なしに「◎」評価でしょう。ストレスゼロで追い撮りができます。映像はこんな感じ。↓↓
*ヘルメットアーム
ヘルメットアームが真横になるようにヘルメットに装着すれば、GoProを進行方向に向かせることも可能です。…ただ、追い撮り目的でヘルメットにマウントを装着するなら、「ベースマウント」で良くないですか?
問題なく撮影できますが、追い撮り目的でヘルメットアームを購入する必要がないと判断して、「◎」評価ではなく「△」評価です。
*板に直接取り付け(サーフボードマウント)
サーフボードマウントにクイックリリースバックル(写真の黒い部品)を装着する際、外側に向けて装着すれば、自撮りではなく進行方向側を撮影できます。
はい、こんな感じです。板が映り込むので、追い撮りには適さないかな〜と。しかも、板の向きを追う相手の方に向けなければいけないので、ターンのタイミングを相手に合わせる必要もあります。
まっ、このマウントで追い撮りしようと思う方も少ないでしょう。向いてないですからね。よって評価は「△」。
◆目線撮りの場合
追い撮りと目線撮りの何が違うんだって話ですよね。誰かを追いかけているか追いかけていないかの違いで、カメラの方向、アングルは全く同じです。
↑どのマウントで撮影しても、だいたいこんな映像が撮れるかと思います。(ウルトラティックセルフィーを最大限畳んだ状態で撮影)
だから、冒頭の比較表を見ていただくと、追い撮りと目線撮りに対する評価はどのマウントも同じ…!と言いたいところですが、板に直接取り付ける「サーフボードマウント」だけは、評価を変えてあります。(他のマウントは追い撮りと評価も感想も同じです)
*板に直接取り付ける(サーフボドマウント)
追い撮りは、追いかける対象をカメラに収めるのが大変なので「△」評価でしたが、進行方向の景色を撮るだけなら「◯」評価です。
雪が被りやすいという欠点は変わりませんが、雪面に近い、迫力ある映像が撮れます。
◆背後撮りの場合
自分で撮影するんだけど、自分の姿を入れて進行方向を撮るという、少し難易度の高い撮影です。
*一脚(ウルトラスティックセルフィー)
おお!できてる!普段は進行方向の手=左手でウルトラスティックを持っているんですが、この時は山側の手=右手に持って撮影してみました。そしたらちゃんと、自分も、進行方向を滑る仲間の姿も、景色もバッチリ入っていました。(ウルトラスティックセルフィーを最大限畳んだ状態で撮影)
ただ、滑りにくいです。慣れていないせいもあるかと思いますが、どうしても意識が山側に向いてしまって、逆エッジがかかりそうになりますので、撮る時はお気をつけて。
*リストバンドマウント
ごめんんさい、実験していません。でも、可能だと思います。ただ、自撮りの時と同じく、腕は相当疲れるんじゃないかと思います。
アングルも、ウルトラスティックより自分に近めのアングルになると思われます。だから評価は自撮りの時と同じ「△」。
そして、リストバンドの難点はもう一つあって、付け替えるのが面倒臭いです。ウルトラスティックなら、持ち替えるだけで良いところを、いちいちマジックテープ剥がして付け替えなきゃいけないので、あんまり頻繁に左右入れ替えたくない感じです。
*ヘルメットアーム
背後撮りをしたいのなら、迷わずこのヘルメットアームでしょう。なんだかちょんまげみたいですが、難易度の高い背後からのアングルが楽に撮影できるという点では、これおを置いて他にないかと。
結論:圧雪バーンでのフリーランが好きな方におすすめのGoProマウント
総合的に見て、ベルボンのウルトラスティックセルフィーです。自撮り良し、追い撮り良し、マウントの装着もないから友人と気軽に撮り合いができる。私も実際、出番が最も多いです。
【パウダーゲレンデ・ツリーラン】GoPro撮影おすすめマウント
はい、雪が変わればおすすめマウントも変わります。各マウントによる自撮り、追い撮り、目線撮り、背後撮りの適性は【圧雪コースでのフリーラン】の項目で記載しているので、ここでは、雪やコースに対する各マウントの適性について述べたいと思います。
*一脚(ウルトラスティックセルフィー)
圧雪バーンではダントツでおすすめのマウントだったのですが、パウダーになると、評価は一つ下がって「◯」に。なぜかというと、雪がついたウルトラスティックは伸縮しづらくなるからです!!
上の写真に書いた、白いグルグルのらくがきは雪です。ピンクの矢印の中に1段1段格納していくのですが、この格納部分に水や雪が入り込むと、表面張力でくっついて、伸縮部分が回らなくなるんです!
私も最初のうちは、濡れたまま畳んでしまって次伸ばそうとしても「伸ばせないー!」ってことが何度もありました。格納部分は空気に触れにくいので、水分を飛ばすにも一苦労。自宅に帰っても、まだ水分が蒸発せずに、伸ばせないということがありました。
これ、雪がそんなに多くないコースで滑走している時は、手袋などで水分を拭って折りたためるんですが、バッフバフのパウダーを滑っている時は、水分ではなく雪がどっさり乗りますし、拭う側の手袋やウェアも雪だらけなので、頻繁に伸縮させれないんですよ。一度畳んで、次伸ばせなくなったら嫌だから、伸ばしたら伸ばしっぱなし。これはちょっと不便です。
バッフバフのパウダーでウルトラスティックを使って自撮りするとこんな感じ。
ツリーランだとこんな感じ。これくらいのツリーならまだ良いのですが、もっと木がうじゃうじゃ攻めてくる本気のツリーランでは、ウルトラスティック、おすすめしません。だって、危ないから!!
自然なフォームを保てるとは言えど、手に何かを持って滑走するので、何かあった時にバランスを崩しやすいのは間違いありません。また、ウルトラスティックを伸ばした状態だと、木に引っかかる可能性もあります。パウダーという項目では「◯」評価ですが、ツリーランとなると「△」評価です。
*リストバンドマウント
その分、リストバンドマウントは、長さがないのでウルトラスティックより安全性は高いと言えるかと思います。ただ、前述の通り、撮影時の姿勢に少々無理があるので、バランスの取りにくい場所では撮影しづらいです。
ただ今回、普段はウルトラスティック贔屓の私も、パウダー日和だった日にはウルトラスティックを置いてリストバンドマウントだけをゲレンデに持って行きました。リストバンドマウントは、撮影時も非撮影時も、両手が空くと言う自由度の高さがあるので、パウダーにガンガンまみれに行くような方にはウルトラスティックより使い勝手が良いかもしれません。
また、ツリーランをするならなおさら、危険度を考えて、安全性の高いリストバンドを使用します。
*ヘルメット頭(ベースマウント)
バックカントリーでガンガン滑る外国人の方はほとんどヘルメットに、このベースマウントつけていらっしゃいますよね。パウダーやツリーを滑るなら、ヘルメットを装着する率も高いと思います。このマウントは邪魔にもならないし、ヘルメットを装着するのであれば、付けていて損はないですよね。
広大な景色が広がるような場所では、こんな映像が撮れちゃいます。
*ヘルメットアーム
上記の「ベースマウント」に加えて、自撮りや背後撮りをしたければ、ヘルメットアームを。ウルトラスティックやリストバンドに比べて、両手が空くし、滑走姿勢に無理がないので、パウダーやツリーランでの自撮りにはヘルメットアームが1番良い選択なんじゃないかと思います。この記事を書いていて、私自身、ますますヘルメットアームが欲しくなってきた…。
ただ、追い撮りのためにヘルメットアームを装着すると、↑このように真横にアームを伸ばさなくてはいけないので、ツリーランでは危険かと。追い撮りに関しては、ヘルメットアームの評価を下げざるを得ません。
*板に直接取り付け(サーフボードマウント)
圧雪バーンでは、迫力のある映像が撮れると紹介しましたが、パウダーでは、ほぼ撮影不可能だと思われます。なぜなら、こうなるから。
実際にパウダーゲレンデで試してはいないのですが、雪の少ない圧雪バーンでもすぐにこの状態だったので、いくら前を浮かせて滑走しても、撮影はかなり困難じゃないかと思われます。だから評価は「×」。
結論:パウダーやツリーランが好きな方におすすめのGoProマウント
「ヘルメット頭(ベースマウント)」と「ヘルメットアーム」のダブル使いです!追い撮り・目線撮り用にベースマウントを、自撮り用にヘルメットアームを。両手が空いて、滑走時にも負担がかからない。すでにスノーボードのヘルメットを持っている方なら、迷うことなくこの組み合わせですね。私も次に買うならこのコンビで揃えます!
【パークでグラトリ・キッカー】GoPro撮影おすすめマウント
GoPro所持率が最も高いのは、この遊び方をされている層かな、と思います。かっこよく決めた技を動画に残すために、何のマウントが良いのか!?ここでも、自撮り、追いとりなどの撮り方シチュエーションについては【圧雪コースでのフリーラン】の項目を参照していただき、遊びに適したマウントという目線で紹介します。
*一脚(ウルトラスティックセルフィー)
あまりパークに入らないので、手持ち画像がなくてアレなのですが。ウルトラスティックが重宝するのは、ボックスやレールに入る友人と並走しながら撮影したり、キッカーのそばで待機して撮影する時じゃないでしょうか。長さがあるので、近くに寄って追い撮りできるのが魅力です。結構近くまで寄れているのが分かります↓↓
しかし、技をする本人が手に持って撮影するというのはかなり危険ですよね…。自撮りや目線撮り、背後撮りは「×」にしようと思ったのですが、手に持って撮影していらっしゃるハイパー上手い人たちもいるので、「△」にしておきました。
↑ハイパー上手い人。ヘルメットマウントでの映像もMIXされていますが、冒頭は手にGoProを持って撮影しています。
*リストバンドマウント
リストバンドマウントは、撮影時に姿勢に無理があるので、グラトリやキッカーなど、姿勢が最も大事な場面での使用は難しいかと思います。「×」評価でもよかったんですが、できなくはないかな…?と思っての「△」評価です。
動画を探していたら、背後撮りを無理のない姿勢で撮影している方がいらっしゃいました。これらなアリですね!!おそらく、リストバンドマウントを使っているんじゃないかな、と思います。
*ヘルメット頭(ベースマウント)
パークに入る方ならヘルメット装着率は高いですよね。で、あればベースマウントを付けて損はないかと。追い撮りはもちろんですが、GoProを少し下に向けて装着すれば、自分の足元が撮れるので、こんな浮遊感のある映像が撮影できます。
*ヘルメットアーム
動画を探してみたのですが、ヘルメットアームをつけてパークに入っているらしき動画が見当たりませんでした。手も空くからいいな、と思っていたのですが、ヘルメットアームはどちらかと言うと顔メインで撮影できるから、技や足元を撮りたい時には選択肢から外れるのかもしれませんね。
*板に直接取り付け(サーフボードマウント)
圧雪バーンでも雪が被ってしまうことが最大の難点でしたが、ほとんど雪が被ることのないパークでの映像なら、キレイに撮れるのでは?と思います。特に足元に焦点を当てたマウントなので、グラトリには向いているのではないかと。
49秒あたりで1回転している映像はサーフボードマウントならではの迫力が出ていますが、1分59秒あたりでジブをこすっている映像は、ジブ自体が映っていなくて何をしているのかいまいち分かりにくいです。
このことから、ジブ等のアイテムで遊ぶ時にはあまり向いておらず、キッカーやグラトリなど浮遊感のある遊びの時には向いているのかな、と思います。
↑こんな使い方もありますよ〜!むちゃくちゃ可愛い!!ワンちゃんを板の上に乗せて、サーフボードマウントで撮影。ずっと見てられるわ〜。
結論:パークやグラトリが好きな方におすすめのGoProマウント
ヘルメットに「ベースマウント」、板に「サーフボードマウント」を。そして追い撮り用に「ウルトラスティックセルフィー」ってな感じでしょうか。そうなると、GoPro本体を数台持ちたくなっちゃいますね。
技を全体的に撮影したい方は、「ウルトラスティックセルフィー」で追い撮りしてもらって、キッカー好きで迫力や浮遊感を映像にしたい方はヘルメットに「ベースマウント」がベストアンサーかな。
【まとめ】スノーボードにおすすめのGoPro比較
*ウルトラスティックセルフィー:網羅性が高く、どのシチュエーションでも使用可能。
*リストバンドマウント:ウルトラスティックと使用用途は変わらないが、撮影姿勢に難あり。しかし、パウダーやツリーラン時にはウルトラスティックより重宝することも。
*ヘルメット頭(ベースマウント):追い撮り・目線撮りに特化している。ヘルメットユーザーなら付けておいて損なし。
*ヘルメットアーム:自撮り・背後撮りに特化している。特に、パウダー好きで自撮りしたい方には最もおすすめ。
*板に直接取り付け(サーフボードマウント):迫力ある映像が撮れるのがポイント。ただし、パウダー時にはほぼ役に立たない。パークやグラトリ好きなら付けておいて損なし。
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