どーもこんにちは。30歳でプー太郎のショウ子(@showco_pu)と申します。
連日「この冬は流氷を見に行こう!」をテーマに、去年の私の流氷体験を綴っております。今日は、その流氷ツアーの1番のハイライトである流氷ウォークと、その日に泊まったお宿がとてつもなく素晴らしかったので、ゴリ押しでお勧めしたいと思います。
本当、冬だけじゃなくて夏にも再訪したい!次、知床に来る時も間違いなくリピートする!と鼻息荒く感激したお宿、「いるかホテル」です。
「いるかホテル」ってこんなところ!宿泊者のリアルクチコミ
そもそも「流氷なのにいるか?」って思いませんか。(私は思いました笑)
知床は、世界遺産の自然遺産として登録されていることは、みなさんご存知かと思います。希少な動植物が多く生息している知床ですが、なんと春〜夏にかけては、イルカやシャチ、クジラまでもが見られるんです!!知ってました??(私は知りませんでした驚)
過去には、この「いるかホテル」から、100頭を超えるいるかの群れが見えたこともあるそうで、「こりゃ、夏にもまた来なきゃ!!」と思いました。
そして、部屋の中はこんな感じです。3人1室で泊まったのですが、和室に手前2つはベッド、1人が布団でした。お風呂も部屋の中にあって、広さもかなりありました。
私たちは、翌朝の出発が早朝だったので、朝食なしを選びましたが、食べる時間があるようであれば、朝食を付けることをおすすめします。後述しますが、ここのご飯、美味しいです!朝食の+700円の価値はあると思います。(クチコミにも、色々朝食が付いてきて、美味しかった!という声があります)
夜ご飯は、基本的には付いていないB&B(BedとBreakfast)スタイルの宿です。(後述する宿内のレストランで夕食をとることも可能です)長期で滞在するリピーターの方や、外国人の方も多いようです。
そして、肝心の、宿の方のお人柄なんですが、それがもう、皆さんあったかいの。
家族経営のお宿で、私たちが行った時は、4人いらっしゃいました。送迎や宿のあれこれを切り盛りされている明るいお母さん。普段は表に出て来ないけど、お母さんがいない時に色々対応してくださった、シャイなお父さん。流氷ウォークのガイドを中心に、力仕事をこなされていた、お父さんに似て?寡黙な息子さん。(私たちと同じ年くらいかな?)移住してきたばっかりだという、明るくて気さくな、宿のムードメーカー的存在の女性スタッフさん。そしてそして、可愛い看板犬、あくりちゃん♪写真見ても分かるように、人懐っこくて愛想振りまいてくれるのに、おとなしくて賢くて、もう、むちゃくちゃ可愛い!!私たちもいっぱい遊んでもらいました。
もうね、色々わがままを聞いていただき、親切にしていただいたんです。リピートしたい大きな理由は、やっぱり人柄だわ〜。
送迎の融通がハンパない!
知床ウトロへは、札幌から夜行バスで行きました。実は「いるかホテル」、高速バスが発着するバスターミナルや、ウトロの中心部から少し離れてるんです。
こんな感じ。地図では徒歩18分となっていますが、雪の中歩くとバスターミナルまでは30分くらいかかるんじゃないかなあ。歩けなくはないけど、到着したばかりの土地勘のない状態で荷物持って歩くには辛い距離。
「いるかホテル」は、なんと!送迎してくださいます!(ホームページにも送迎いたしますと記載があります)私たちの到着は朝の6:00で、ウトロを発つ日は朝7:00のバスだったのですが、どちらも送迎してくださいました〜泣。
それだけではなく、ウトロの中心部で行われるイルミネーションのイベントを見に行くと言った私たちに、「夜なら手が空くから迎えに行ってあげようか」と言ってくださり、夜21:00に中心部まで迎えに来てくださいました号泣。(行きは歩いて行きましたが、歩けない距離ではありません)
さらにさらに、知床自然センターということで、フレペの滝までのスノーシューハイキングが出来ると聞き、行きたくなった私たち。でも、この知床自然センター、遠いんです。宿から5.5kmあるので、歩いて行くには厳しい…。夏場はバスの本数があるそうなんですが、冬場は13:00のバスが最後。
どうしようか〜と話をしていたら、宿の仕事の合間を見て送迎してくださることに!「送迎費として1人500円もらえる?」とおっしゃられたのだけど、バスだったら680円だからね。もっと取ってくれて全然良いです!!もう、感謝しっぱなし!!
私たちが宿泊したのが平日ということもあって、余裕があったゆえの対応だとは思いますが、色々面倒を見てくださったおかげで、ウトロを思う存分満喫できました。
ランチ利用に最適!レストランが想像以上に美味しい!
送迎も、宿泊客の対応も、流氷ウォークのガイドも、食事の調理も、すべて4人で対応されていたので、人が常駐しているわけではなさそうなのですが、宿の食堂スペースがレストランになっています。
私たちはここでランチをいただいたんですが、美味しすぎてびっくりした!正直、なめてました。内装は、宿の中のリビングって感じでフツーの食堂なんです。メニューもピザ、パスタ、オムライス、カレーって感じだったので、あまり期待していなかったんですが、出てきたもの見てびっくり、食べてもっとびっくり!「その辺の下手なレストラン行くより全然美味しいやん!!ここで食べて正解やったね〜!」と、大満足でした。
私が頼んだのはジェノベーゼピッツァ。友人2人は、ふわふわオムライスと、アスパラとベーコンのトマトパスタでした。オムライスは本当にフッワフワだったし、パスタもトマトソースが美味しかったです。
そして、食事が来る前にビールとワインを頼んだんですが、おつまみとして、ポップコーン、ドライマンゴー、ほろほろクッキーまで出してくださいました。こんな豪華なアテ出してくれるとこある!?感激!!
流氷ウォークツアーが最高
そして、本題の流氷ウォークです。宿のスタッフさんがツアーのガイドをしてくださいます。この日、ツアーをお願いしていたのが私たちだけだったので、「何時くらいに行きますか?」とラフな感じでした。(8:00、9:00、10:00、11:00が基本のツアー開始時間のようです)
私たち3人に対して、息子さんと女性スタッフの方の2人がガイドについてくださるという、贅沢待遇でした。(平日だったからかな?)
【おすすめする理由1】宿からそのまま歩いていけるから荷物不要!
後ろに見える、黄色い建物が宿です。そう、宿の裏がビーチになっているので、流氷が接岸している日は(流氷ウォークができる日は)宿からそのまま歩いてツアーに出かけられるんです。
これが何を意味しているかと言うと、防寒着も荷物もなしで、手ぶらでツアーに向かえるということです。これはラクチン!部屋着のまま、手ぶらのまま、ドライスーツを着る小屋に移動して、着替えたらそのまま出発!万が一忘れ物しても取りに戻れますしね。それに、天候が悪い時でも、いきなり中止にはせず、宿の中で様子を伺いながら天候回復を待つこともできるでしょうしね。
【おすすめする理由2】ツアー中の写真データをいただけるかも?
この日は、私たちだけだったので、色んなところで「ここで写真お願いできますかー?」ということができました。ツアーに参加される方が多かったとしても、カメラの持ち込みは問題ないとのことで、自前の防水カメラがあれば、何枚か記念写真を撮ってもらうことはできそうです。
で、嬉しいのはここからなんです。この日は2人でガイドをしてくださったのですが、お一人が、一眼レフを持ってカメラマン役になってくださっていました。ホームページにアップする用も兼ねていたようなのですが、私たちの写真を結構たくさん撮ってくださっていて、しかもツアー後に、「SDカードとかあれば、データ入れましょうか?」と、撮影したデータをそっくりそのままくださったんです!ひゃぁー。
↑こういう、楽しんでいる様子とか。
↑遠くからの写真とか。
これ、写真代として1組あたり5,000円とか取ってもおかしくないよよよ???
この日はたまたま、手が空いていたからカメラマン役になってくださっただけかもしれないので、確実なことは言えないのですが、運が良ければカメラマン付きのツアーになるかも?です。
ツアーの様子は、自前のGoProで撮影して動画にしました。こちらもよろしければどうぞ。
流氷ウォークツアー!流氷食べたり!?クリオネ見たり!?流氷の鳴き声聞いたり!?[北海道女子旅]//Drift ice walking tour in Hokkaido!
ウトロ中心部までは徒歩25分
ね?ウトロに行ったならこのお宿でしょ?流氷ウォークするならこのお宿でしょ?
予約する時は、中心部からちょっと離れてるのが気がかりだったけど、その欠点が全く気にならないほどに良いお宿でした。
前述の通り、行き帰りは送迎してくださるし、中心部に観光に出かけるのも、「単なる移動」ならちょっと辛いけど、散策気分で歩ける距離でした。道の駅とかセイコーマート(コンビニ)まで徒歩25分くらいかな。
部屋数は多くないので、早めの予約がおすすめです!
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